無心に何かをする たとえば下処理
我が家のおでんです。少しほかとはちがうかも。
うちは全員お出しが大好きなので、この具が半分なくなるとともに
おだしが全部なくなります
なのでつぎ足し用のお出しがつくってあります
昨日は旦那さんがいなかったので
(またふらりとライブに行きました。ひとりが好きな人)
夜遅くに作りました。今晩いただきます。
料理が好きです
それも下処理をこつこつするのがすき
たとえばこのおでん。
大根は米のとぎ汁で柔らかくなるまでたく
そしてそのまま常温になるまで冷ます
揚げてある練りものは熱湯にさっとくぐらす
こんにゃくもあくをとるために下ゆで。
おだしは昆布と煮干しを水に半日つけて沸騰させる
そこに下処理をした具材をいれてしばらく味を付けずにたきます
あとは塩・酒・醤油で味付けし弱火でくつくつたく
一晩おいて次の日の晩に食べます。
二日がかりですが、この作業が好きなんですね
無心で手だけ動かす。
野菜の様子を見る、固さを判断する
瞑想みたいなかんじ
子供たちが小さい頃、
仕事、家事、諸々のことに追われて
毎日が「しなければいけないこと」ばかりだった
料理もそのひとつでした
余裕がなくて忙しくて
あれもしないと
これもしないと、とばたばたしていました
自分自身がよろこぶことや
自分のための時間を取っていなかったように思います
多分顔も怖かったと思う 笑
今は時間ができて、いろんなことが余裕をもってできるようになりました。
でも心の余裕ができたのが一番かもしれません
自分を大切にしてあげる時間をとり
自分が喜ぶことをしてあげる
そんなことをこつこつ続けていくうちに
こころに余裕と余白ができて
料理が
「しなければいけないこと」ではなく
「したいこと」にかわりました
自分を大切にする
それが家族やまわりも幸せにする
そのことを20年前の私に言ってあげたいですね
そして
よくがんばってたねー
えらかったねー
とも。
これを冷蔵庫に入れておきます。
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